10月の金曜日から
こんなゆるイベントをはじめます。
16:00~18:00はこども(+保護者)のじかん。

本屋の和室を「こども図書館」にして
本を読んだり勉強したり
好きな時間を過ごしてもらいます。

…まずは「開ける」ことから。
おいおい、地域に案内できればと思っています。
フライヤー配布に協力いただける方、募集中です。

きっかけは
デンマークの学校図書館で働く
日本人の方の一言でした。

最近日本で独立系本屋が増えているけれど
なぜ図書でなく本屋でなければいけないんだろう?

という内容の疑問を発信されていて
それは
本屋を否定しているのではなくて
図書館という
貧富の差を問わずに読む機会を与える場が
町のこどもたちには必要ではないか、

という思いゆえの発言で
私はとてもとても、共感したのです。

Bookbaseの運営責任者である私、絵ノ本は
小学校の図書館に身を置いていたことがあります。

小学校にはさまざまな家庭環境のこどもたちがいます。

「愛情」をしらないこどもたちがいる。
しらないけれど、求めているこどもたちがいる。

「知識」をしらないこどもたちがいる。
しらないから、先生の話す言葉に戸惑うこどもたちがいる。

「地域」をしらないこどもたちがいる。
しらないから、近所の人に話しかけられて戸惑うこどもたちがいる。

彼らに、少しでも戸惑いの少ない、笑顔でいられる日々を過ごしてもらうには、どうしたらいいだろう。
そんなことを、オンラインで遠い国の彼女と相談していました。

本屋である自分にできることは何だろう。
本を買える環境にないこどもたちに、本を手渡す方法は何だろう。
Bookbaseには「本との広場」と名付けた和室があります。

本屋の本を無料で読んでいいよ! とは言えません。
でも、和室に、対象のこどもたち限定の本を用意したらどうだろう。
週に一回、夕方から夜になる時間をその子たちのために開放したらどうだろう。

不思議なことに、彼女と話したとたん
それまで方法がわからなくて進まなかった思いが、急に現実のものとしてイメージできるようになりました。

「週に一回、金曜日の夕方に限定の図書館として開放したいな、と思っています。売れてしまうと、「続きを読みたい」という楽しみが消えてしまうから、私の蔵書のなかから児童書を持ち出して読んでもらおうと思います。」

「そこで、可能でしたらこの活動の名付け親になってもらえないでしょうか。」



遠いデンマークと、千葉。
一緒に活動することはできないけれど
この活動の名前をつけてもらうことで
なにか、一緒にやっている気持ちに
なれたらいいな、と思い

この活動の名付け親になってもらいました。

いただいた名前は

「FREDAGS HYGGE ー金曜日のヒュッゲー」

ヒュッゲはデンマーク語で
日本語では表せない言葉。

じぶんのために
ゆとりある時間を過ごすこと。

大切な人とたのしい時間を過ごしたり
ひとりの時間を楽しんだり。

自分を慈しむ時間を
本屋で過ごしてもらえたらいいな、と。

ゆくゆくは、ボードゲームやちょっとしたワークショップも
開催できるといいなぁ、と。

まずは、主催者・絵ノ本が毎週開けることから。

地道に、始めてまいりたいと思います。

行ってみたい、こどもにこんなワークショップを開催したい、など
興味ある方は問い合わせからご連絡ください。

・百人一首
・将棋や囲碁、そろばんなど教えてくれる人
・紙芝居ができる人
・小学生向けの読み聞かせが得意な人
・英語や多国語を話せる人

など、大歓迎です。

お問い合わせお待ちしています!